学校行きたくないな。
そう、なぜなら私が行ってる学校は、
超お金持ち学校。お父さん、お姉ちゃんが卒業した学校。私も憧れていた、だけど、実はこの学校。気持ちが交差しすぎているの。好きな人が同じだとか、好きな人が仲の良い友達を好きだとか…。
私には好きな人がいないけど、正直この学校はメンドクサイ。
でも、私には信頼できる親友がいる。
「可憐、おはよー！」
「おはよう！すいれん、実は私、恋しちゃったかも！！」
「えっ！だれ⁉︎」
「ふふっ、気になるでしょ！男子を好きになったことがない私だもの。あ、あのねっ//// 三年A組の 早水 翔先輩なんだ///」
「え？あの翔先輩⁉︎え、なんで？なんで？」そう言うと可憐は照れくさそうに話し始めた。
「実はね、この前私が階段からすべって落ちそうになった時に、支えてくれて、それに危ないからって家まで付き添ってくれたの。すごく嬉しくて、キュンッてきたんだぁ〜。」
「可憐は、すごいなぁ。私恋したことないからな。」というよりも、男子はどうも苦手で…。

キャァァァ/// かいとぉ////
「ねぇ、可憐かいとって人さ…。」
「うん、そうだよ。一年C組の 早水 かいとだよ！確か、翔先輩の弟だとか。」
「へぇ〜、人気ある人は違うんだね〜。」
すると、かいとって人はこちら側に向かってスタスタと歩いている。そして、私の目の前で止まると、
「あんたが、城ヶ崎 すいれん？」