でも、その前にもうひとつややこしい問題が残っていたの。



「なぁー!

夏大会に勝ったらごほうびはー!?」



ほーすけは、引き下がらなかった。



「じゃぁ、ちゅーしてあげるよ。」



私がてきとーに答えると、ほーすけは、またもやベッドの上に乗り込んできた。