新学期になって2ヶ月が過ぎようとしていた


今は梅雨の時期


今日も雨が降りそうな天気


「美里ー! 帰ろ」


葵が私を呼んだ


「ごめん! 呼び出しくらっててさ」


「そうなんだ まぁ生きて帰って来い」


葵は教室を出た


生きて帰って来いって


まぁ確かに死ぬかも


呼び出される理由はわかってる


あー、もう嫌だ


このまま帰りたい


私は嫌々職員室に向かった