「もー! お母さん起こしてよ」


階段を下りるとお母さんがせっせと弁当を作っていた


「何回も起こしたわよ 私は相沢美里ですなんて寝言言って」


えっ…


「あー、マジか…」


私はあえて寝言のことは触れなかった


「さぁ、早くご飯食べて学校行きなさい」


「はーい」


私はご飯を食べ制服に着替えて家を出た