「…しろ」
「俺だってお前に頼みたかねぇよ」
「だったら持ってくんな」
「だけどそんなこと言ってられねぇんだよ。最近連絡くれねぇってそればっかだ」
「いい加減にしろ、ヨシノ」
「もう限界なんだよアイツ」
「お前の女だろ」
「お前にしかできねぇから言ってんだ。ハナちゃんいるってわかってっけど、」
「なのに行けってか?」
「お前じゃなゃ駄目なんだよ。ここんとこ籠もりがちで気が滅入ってる。お前が行けば少しは元気でんだよ」
「……」
「頼むよ、カイ」
「……」
「……」
「…一時間で戻る」
「悪いな」
「ハナには言うな」
「あぁ、分かってるーーーーーーーーーーーーー」

