「滅茶苦茶にして…ください…」
私はカイさんに何されたって構わないのに…。
私はカイさんのものなのに、そんな謙遜しないで欲しい。
「しねぇよ、ばか」
「カイさんの好きにして…」
「そんな誘惑いったいどこで覚えたんだよ」
「私は、」
「もう頼むから黙ってくれ」
珍しくも焦燥的な声を出したカイさんはヒリヒリする私の下唇をなぞっていた指に力を加え、それが来るものだと悟った私は目を閉じで身を任せた。
カイさんの舌が口内を侵して再び呼吸を奪われる。
優しく髪を撫でてくれてた手は次第に下がり首、肩、腕、胸の順番に触れていく。
二回目だけど慣れないことに変わりなく羞恥心を捨てきれない私の心臓はバクバクと暴れてる。
指を絡めて胸に顔を埋めるカイさんはマーキングするかの様に舌を這わせて突起を口に含んだ。
ざらついた舌の感触にゾクゾクして微かに声が漏れる。
初めての時は緊張しすぎて全部がいっぱいいっぱいだったから記憶が曖昧で、具体的にどんなことをしたのかはっきり思い出せないから、前もこんな恥ずかしい声を出していたのかって想像したら更に恥ずかしくなった。
だからカイさんが私の中に入ってきた時はもう声を気にする余裕なんてなくなっていて、
「ッか、いさん…ッ」
なんだかこの前よりダイレクトにカイさんを感じて、揺られる律動に比例するかの様に徐々に波が襲ってくるみたいな感覚に襲われる。

