「おはようございます」






『遅い。早くこっち来いよ』







やだ…先輩怒ってる。



こわいよ…



腕をガシッと掴まれ、震えた。






『なに、震えてんの?』






乱暴にYシャツのボタンを剥ぐ先輩…





「キャーっ!!!!!」






自分でも驚くほどの大きな叫び声が

出たと同時に大きな手で口を塞がれた。







「あの…!私…と…別れてください…」






絞り出すような声で訴えるとピタッと

手が止まった。恐る恐る顔をみると





『好きな奴できたから?



 何?いつから付き合ってんの?



 そうやっていろんな男はぐらかして



 ちょっとスタイル良いからって



 男騙して楽しいかよ!




 最後に一発ヤらせろよ!』