隼汰が部屋を出ていき、
2人きりになった。
「はい、これで目冷やしな?
明日開かなくなっちゃうよ?」
持って来てくれた保冷剤を差し出す。
さすが隼汰だよなー
全然気づかなかったわ、俺。
『ん…でも真っ暗に…なるか…ら
一人…怖い…から…
い…なくならない…?』
…か、可愛い。
違う違う!!ダメダメ!!!←
俺はどうしたらいいんだ?
『ぎゅーってしてて…?
離れないで?』
「それいつも彼氏に言ってるの?
はい!いいよ!おいで?」
こんな可愛い彼女を持つ蒼先輩に
嫉妬心メラメラな俺。笑
『ごめんね?ありがとう』
ニコッと笑って俺の胸に保冷剤を付け
そこに自分の目をくっつける。
なんだこれ、めちゃくちゃ可愛い。
何度試してもずれてしまうらしい
「莉奈姉、何してるの?笑」
『ん?上手く目のところに当てたいんだけど
上手く固定されないの…。』
そしたら俺の胸元、冷却されて
超寒いじゃん。笑
まっ!いっかー!
「そういうときはこうすればいい」
