莉奈姉はお母さんのことで
自分を責め続けている。
周りは誰も莉奈姉のせいになんか
してないんだけどあの日、自分が
我が儘を言ってしまったせいだと
よく一人で泣いている。
俺にできることなんて何もない
ただ何かあったときにいつでも
駆けつけられる人でいたい
そんなの彼氏の役目?
そうなんだろうけど、
少し不器用なところがあるし
心配かけたくないという気持ちから
もしかしたら言ってないんじゃないか
最近、隼汰とそんな話をしている。
健兄が家を出た今、
莉奈姉を守れるのは俺たち。
俺の気持ちに気付いてもらえなくてもいい
俺の気持ちが救われなくてもいい
ただただ、俺らがいるってことを
忘れないでほしいんだ。
