『…奈?……おーい!莉奈ー!』







パッ!








『どうした?上の空で。

 具合でも悪い?』







心配そうに見つめる健兄は

ママそのもの。







「ん?ううん!みんなおはよう!

 さっ!食べよ食べよ~!」








『変な奴~!!彼氏のこと考えてたのか?』







ニヤニヤからかうように私に言う隼。