「まぁ、よい。 さぁ、家に入るがよい。」 「あぁ、世話なるな。」 じいさんの後をついて 麓銘家に入った。 ・・・さすが麓銘家。 庭に池あるし。 灯篭?みたいの立ってんぞ。 だてに旧家ってだけじゃねぇな。 つか、土地広い!迷いそうだ・・・。 「おッ! いい所に来たのぅ。 夢子~。」 「ン?」 じいさんの方を向く。