金恋~カネコイ~


まぁ、男手ひとつで
育ててきてくれた親なわけだし。

責めることは
あんまできねぇし。


ま、頑張るしかないよなぁ・・・。




「おやッ!!!」


思わずビクッと体を震わせてしまった。
突然にもデカイ声。

視線の先には
白いひげを伸ばしたじぃさんが居た。

見るからには
80ぐらい?だろーか。