うちは、コクと頷いた。

「けど誰にだ?」

首を傾げた。
うちではない筈だって虐めてた人と、虐められてた人だよ!?

恋に落ちる訳ないじゃん

「はぁ〜。まだ気づかないのか?ヒントいっぱいやったのによー」

と、言い頭をガシガシとかいた神崎直人

うちは相変わらず首を傾げた。

「だーかーらー………お前の事がずっと前から好きなんだ」


何?これ夢?

うちは両手を口に添えた。

ほっぺをつねったけど痛かった。
何?うち今モテ期?

ずっと前って?
うち神崎直人に虐められてたんだよね?

「小学生の時本当は虐めるつもりじゃなかった、好きだからな。けど虐めないと次のターゲットになるのが怖かった、そん時は悪かった。謝る、すまん。けどな本当もー誰にも虐められないように一生守るから………俺に着いて来てくれ、頼む」

と、真っ赤になり一生懸命言った言葉

「俺虐めてたからな無理だと思うだから振られるの嫌だから諦めるわな。さようなら」

ズキッ

言っちゃうの?
やだよ。やだよ。

待っ