学校に向かって歩きだした。
俺は今高級マンションに1人で暮らしている。
しかも、最上階に!!
夜になると窓の外が綺麗なんだよね〜
雪乃ちゃんといずれ見たいもんだ。
多分一生見せれないと思うけど……
「あっ⁉︎」
女の子がこちらに倒れてきたから、反射的に助けていた。
「おっと。大丈夫?」
「あっだ、大丈夫です」
そう言って慌てて俺から離れて言った。
そしてうちの学校の方に走っていた。
ネクタイの色が赤だった。
1年かなぁ?
あんな子初めて見るなぁ〜
髪が茶色でパッチリの目
細くてちっちゃい
まるでお人形見たいだ。
何組なんだろ??
まっ俺には関係ねー事
俺には雪乃ちゃんがいるしな笑笑
それからチャイムと同時にクラスに入った。
アレ?
俺の隣に誰もいない席
遅刻かなぁ?
って思ってたら
先生が入ってきた。
ガラ
「今日からお前らの仲間なる人がいる………入れ」
少し間を置き言った。
「はい」
と、女の可愛い声を聞いて俺のクラスの男子はザワザワしだした。
そして女の子が入って来た。
「あっ⁉︎」
俺が間抜けな声を出し女の子を見つめている。
女の子はまだ俺に気付いてないようだ。
「七瀬薫っていーますぅ〜よろしくお願いします」
と、簡単に七瀬が自己紹介をした。
「じゃ席はあそこ」
俺の隣を指指された。



