side優雅

俺は、雪乃ちゃんに1つ隠し事をしている。
けどそれを言ったらまたこの関係が崩れると思って俺はそれを恐れている。

俺って勇気ねーな

多分雪乃ちゃんも薄々気付いていると思う。

雪乃ちゃんは、優しいから俺が言うのをずっと待ってくれる………だからちゃんと整理がつくまで待っててね。

雪乃ちゃん………………




俺の道は、俺が考える。


そーこー思ってたら朝になった。

チチチチチチチチチ

と、小鳥の鳴き声

ピピピピピピピピピピ

と、目覚まし時計の音
そしてまたつまらない日々が始まる。

けどたった1つ楽しい事がある。
それは…………


昼休みの時間に雪乃ちゃんと弁当を食べる事だ。
雪乃ちゃんは、いやいや来るけど顔は笑っていていつも楽しそうだ。

雪乃ちゃんが、休んだ次の日から俺は雪乃ちゃんからゆうちゃんって言われるようになった。

こんな事している場合じゃない

ベッドから立ち上がり
ハンガーにかかってる制服を手にとり着た。

そして、カバンに適当な教科書や、ノートをいれた。