「じゃあ、私たちのクラスは、白雪姫 をすることになりました。」 パチパチ パチパチ 「では、配役は明日決めるので、 今日はこれで終わりです。」 「瑶華、帰ろう。」 「うん、そうだね、バイバイ! 花音!」 あの日から、私と蒼衣くんは一緒に帰るのが日課になっていた。