「きゃーっやだっ!
もぉ〜蒼衣くんったらぁ〜」



「麗華さんこそ!
ずるいじゃないっすか!」




ただいま、ゲームをやっております。



「ちょ、蒼衣くん!
手加減しなさいっ」



「麗華さんが弱すぎなんっすよ」




私の目の前できゃーきゃーはしゃいでいるお姉ちゃんに、少し怒りを覚えた。



「もー!お姉ちゃん!?
いい加減にしてよっ!」




いつまでゲームやってんのよ!



最初の方は、どうやって付き合ったのか〜とか、どこが好きになったんだ〜
なんて事を聞かれてたんだけど、いつの間にかゲーム大会になっていた。