ちょいちょい、お二人さん!? 会話が噛み合ってないんですけど………! 「お姉ちゃんっ! お茶!お茶出してっ」 「はっ、そうだわ! ちょっと待っててねっ」 蒼衣くんはため息をついている。 「あともうちょっとで帰れるからね。 ごめんね?」 私がそう言うと蒼衣くんは 「いや、別に。 嬉しいし…」 なんて事を言い出した。 「え、はっ?」 ちょっと! しっかりしてよ!