ガラガラッ
「おー、わりぃ待たせた。」
彼が戻って来た時、私は半泣き状態になっていた。
「う〜………おっそーい」
私は涙目で彼を睨みつける。
「…告白されてたんだよ。
ってか、その顔やめろっ」
はぁ? その顔ってどの顔?
私の顔って、イケメンからしたら変な顔なの?
「ッ……分からないならもういい。
ほら、さっさと行くぞ!」
そう言うと、彼はさっさと教室を出て行った。
少〜しだけ、顔が赤くなっている加賀谷を見て、かわいいなと思ってしまった。
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