偽恋物語







「はぁ〜………」







大げさにため息をつく悪魔くんに少々イラつきながらも、






「もう謝ったでしょ?
私はもう行くわよ。」








そう言って屋上を出よう………とした……







「ちょっと待てよ。」








「………」








冷や汗たらたらです!






「お前………
俺と付き合え」







なにを言われるのかとビクビしていた
私の耳に飛び込んできたのは、信じられない言葉だったーーー