偽恋物語

は……………………?録音………?




「え、ちょっと………もしかしてさっきのやつ、録音してんの?」


「そうだけど、なにか?」


「いや、なにか?って………………
それ、不正行為だよね!?」

「いや、そんなん決まってないし」





……そんな………録音とか卑怯だよ………




「んで?どうする?俺のこと言うの〜?」





ニヤニヤしながら私の顔を覗き込んで来る腹黒王子………



くそっここは、引き下がるしか………………




「………分かった。あんたがめちゃくちゃ腹黒い王子様だってことは黙っとくわ。
その代わり、私の裏の顔も黙っといてね」









これでいいでしょ。と言うと、彼はまたもや衝撃的な言葉を発した。