その時…………
「へぇ〜、平山さんって俺のことそんな風に思ってたんだ〜」
「あったりまえだよ!うざいったりゃ
ありゃしない!」
目の前には、にこにこしながら立っている加賀谷くんがいた………
え………?加賀谷くん………が…目の………前に……?
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?
え?………え?ちょっ………
うおぉぉぉぉぉぉ!?」
もはや頭の中大パニック
「ふーん、平山さんって"そんな人"だったんだね………びっくりしたよ。」
「………………え、もしかして、
聞いてちゃってた系ですか?」
数秒の沈黙の後、私がやっと発した言葉がこれだった…………………

