いくら探しても見つからない

携帯も呼び出すが留守電になる。


“美咲どこに居るんだ?俺のせいでこんな事に"


どれだけ走っただろう
気がつくと
初めてのデートで来た公園に辿り着いていた。

噴水の前に腰掛けている小さな影がひとつ

美咲だった。