「メニュー係りってなんだよ、全然わかんねぇし」 不満だらけの翔に対し 美咲は嬉しそうにノートを広げて思案中。 「ねぇ、翔、飲み物は何種類用意しようか?」 「は?何種類ってさ、コーヒーだけじゃダメなの?」 翔はペンをクルクル廻して遊び始めた。 「ダメだよ、コーヒー飲めない人だって居るんだし 小さい子供も来るだろうね」 「そうか、意外とめんどくさいな」