夕方、一斗は美咲を家まで送ってきた。


「一斗、今日は楽しかったね、あとプレゼントありがとう」

「うん、とても似合ってる
これは俺達の愛の証だから」


美咲は、そっとネックレスに手をあてた。


“一斗ずっと好きでいてね
ずっと側にいてね"

美咲はネックレスに願った。


「美咲」

一斗は美咲の左耳に掛かった髪をかきあげ
耳に唇を近づけた。

「愛してる」

小さく囁き

頬に優しいキスをした。