「この後どうする?俺ん家来る?」 美咲の顔を悪戯っぽい笑顔で覗きこんでいる。 “家に行くって事は2人っきり!?…えー!?" 「そ、それは…」 「美咲、顔が真っ赤だぞ? 何か変な想像した?」 「何言ってんの…もぉー」 ストローの紙を丸めて一斗に投げた。 「俺ん家は今度な!」 「そ、そうだね」 少し安心したような、そうでもないような 複雑な気持ちになる。