4人は休憩所の椅子に座り
かき氷を食べ少し涼むことにした。


奈緒が嬉しそうに

「Wデートみたい!!なんだか楽しいねっ…美咲」



「ちょっと奈緒…」

美咲は慌てて奈緒の浴衣の裾を引っ張った。


奈緒の言葉に輪をかけて一斗が


「そうだなWデートみたいだよな」

と嬉しそうに笑った。




夜になると小規模ながら、花火が打ち上がる。


翔が立ち上がり

「一斗、例の絶景ポイントまで行こうぜ」

「おぉー!!そうだな」