後片付けをして 花火を用意し外に出た。 「住宅街だから、打ち上げは出来ないな」 一斗は花火に火をつけ 美咲に手渡した。 「綺麗だね」 「そうだな」 色んな色の光を放つ花火を見て、美咲は何かを決心したような表情で 一斗に話しかけた。