何も持ってきてない2人は色んな売り場を回って買い物をした。


ランジェリー売場の前で一斗は

「美咲、下着も買おうぜーなるべくエロいやつなっ」

「何言ってんの」

「アハハ!行って来いよ、俺、待ってるから」

一斗は美咲ひとりを店内に行かせて、買い物させた。

美咲の買い物は速く5分もかからないで店から出てきた。


「どぉ?エロい感じのあった?」

「…」

美咲は顔を真っ赤にし無言で、どんどん歩き出した。


「一斗エロすぎだし…」

ランジェリー売場の少し離れたところまで来ると
美咲は口を尖らせ一斗を見上げた。


「アハハ……ゴメン」