それから5日後 葵は旅立った。

雨が降りしきる肌寒い朝だった。


雲の上にある晴れた世界

そこには大好きだった
バスケットボールを片手に
笑う葵がいる


そして今日も大好きだった人にエールを送り続けているだろう