4月の終わり

ある日の昼休み4人は中庭に来ていた。


昼食を食べながらいろんな話をしていた。


話しに夢中になっていたが
ふと気が付くと1年の女子生徒が立ち尽くし
一斗を見下ろしていた。。


その女の子は少し緊張した面持ちで


「あの…三浦一斗先輩ですよね?」


一斗は芝生の上で寝てしまったようで
目を覚ました一斗は少し不機嫌な様子で声のする方を見上げた。


「ん…?何か用事?」

一斗は上半身を起こした。


女の子の顔立ちは何処かで会った事があるように見えた。