“よし!仕返し"


美咲は身を乗りだし


「奈緒たちは、あんな事や、こんな事あったの?」

「うわっ!何?」

突然の質問に少しビックリして振っていたタバスコのビンがグラスにぶつかった。


「ねぇ、どうなの?」

「うん、…付き合って1年だから、それなりにね…だけど、やっとって感じ」


奈緒は少し顔を赤らめた。

「そっかー!どうなの?どんな感じだった?」


美咲は悪戯な目を向けた。


「はぁ?それ聞くかぁ?」

2人は吹き出した。


“今日の奈緒はいつもより
もっともっと輝いて見えるよ!
良かったね、おめでとう"