プラネタリウムを出て一斗は美咲の手をひいてベンチに座らせた。 自販機で温かいココアを買って美咲に渡した。 「美咲は星が好きか?」 「うん大好き」 「そうか、今度は美咲に本物の星がたくさん見れる場所に連れて行くからな」 一斗は美咲の頭を撫で優しく微笑んだ。 「ホント?」 「あぁ、約束なっ」 遠くない未来の約束を一つした。