待ち合わせのコンビニで
一斗はすでに待っていた。

「一斗!お待たせー」

「美咲、相変わらず可愛いなー」

一斗は美咲の顔を覗きこみ頭をポンポンとした。


「うふっ!アリガト!!
めっちゃ良い天気だね
ホワイトクリスマスにならないかなー」

この街は滅多に雪が降らない地域
ホワイトクリスマスは
恋人達の憧れ。


「雪が降ったら、俺の願い一つだけ叶えてよ」

「えっ!?お願い事!?」

「アハハ、雪が降ったら言おうかな」


“一斗の願いは叶うのかな"