美咲は一斗に手を退かれ屋上へと、やって来た。


「私ちゃんと断ったよ、だから、一斗が心配するような事なんて何もないから」

「そんなのわかってる
わかってるけど、あの葵ってやつの
有り余る自信が恐ろしく感じたんだ」

「一斗、私は何があっても揺れたりしないよ
一斗はずっと私を好きでいてくれる自信がないの?」

「有るに決まってる!」

「そう言うと思った!!
一斗は私の特別、一斗の特別は私」

一斗は静かに頷いた。

美咲は一斗の手をとり

「だったら、、ねっ!」

美咲はクシャッと笑った。

「美咲ごめんな俺は美咲の事が好きすぎて仕方ない、
美咲の全てを知りたい美咲の全てがほしい」

「うん」

「美咲」


一斗は美咲の肩を引き寄せキスをした

身体を離し目と目を合わせ

両手を繋ぎもう一度


優しいキスをする。



“一斗、私はとても幸せだよ
これからも、あなたと2人たくさん笑って過ごしたい
愛してます"