りんご

みぃちゃんは、わたしを励ますように言う。

「ポジティブ・・・ですか・・・?」

「うん!!」

みぃちゃんは、ニコッと笑う。

「ポジティブ・・・。」

わたしは、そっとつぶやく。

「みぃちゃん。わたし、今、ポジティブですよ。」

そう言って、わたしは笑う。

「それ、普通、自分で言わないって。」

みぃちゃんは、無邪気な笑顔でわたしの背中を軽く叩いた。

「・・・あはっ。」

わたしは、恥ずかしさを隠すために笑って返した。



「おっはよー。」

みぃちゃんは、元気よく教室に入る。

「おはよう。美枝ちゃん。」

髪の長い、綺麗な彼女が返事をする。