りんご

そんな二人の会話をわたしは、後ろから見つめる。

「・・・はあー・・・。」

そして、小さくため息をついた。

やっぱり、わたしには人と話すのはまだ難しいのかな・・・。

わたしは、立ち止まるとうつむきながらそう思う。

「そう言う、りっこは家庭科が好きだよね。」

「うん、小物とか作るの好きだから。」

理香子は、ニコッと微笑む。

「あ、そうだ。そういえば、愛ちゃんは何の教科が好きだっけ?」

みぃちゃんは、振り向いてわたしを見る。

「あや?愛ちゃんったら、まだあんなところに・・・。わたしったら、話に夢中で先に歩いちゃってたよ・・・。」

そう言って、みぃちゃんは頭をかく。

「おーい、あいちゃーん。早く、おいでよー!!」

みぃちゃんは、叫ぶ。

「・・・。」