りんご

わたしは、吉川さんの手を握る。

「よし、これで二人はもう友達だからね。」

みぃちゃんは、握手をしているほうのわたしと吉川さんの手首をつかむ。

「はい。」

吉川さんは、嬉しそうに微笑んだ。



放課後。

わたしは、みぃちゃんと吉川さんと帰る。

「明日は、数学と国語と歴史と・・・なんだっけ?」

みぃちゃんは、頭をかきながら笑う。

「明日は、数学と国語と歴史と音楽と体育、それから家庭科でしたよ。」

吉川さんは、みぃちゃんの隣でクスクス笑いながら言う。

「明日、体育があるの?よっしゃ!」

みぃちゃんは、目を輝かせると胸の前で拳を握った。

「美枝ちゃん、体育好きだもんね。」

「もちろん!!」