神様のいたずら

転校生・・・?

こんな時期に?

だって、この前、始業式があったばかりなのに・・・。

「入ってきなさい。」

ガラッと音をたてて、ドアが開く。

「あ・・・。」

わたしは、目を見開いてぼおぜんとなる。

転校生は、先生の隣に立つ。

「えーと・・・。」

先生は、黒板に身体を向けると、チョークを手に取る。

「・・・。」

先生は、しばらくの間、手を止めて頭をかいた。

「うーん、あ、自分で書きな。」

そう言って、先生は、白衣のポケットに手をつっこんで、転校生にチョークを差し出した。