神様のいたずら

「チョコ・・・。」

少年は、わたしのあだ名を呼んでいた。

「またね、チョコ・・・。」

少年は、さっきと変わらない誇らしげな笑顔でわたしに手を軽く振っていた。

「また・・・ね・・・。」



「桜井、遅刻だ。」

「はい、すみません・・・。」

わたしは、結局、遅刻をしてしまった。

「廊下に立ってろ、と言いたいところだけど・・・。席につけ。」

「えっ・・・。」

わたしは、ぼおぜんとなる。

「えっと・・・。」

「わたしの言ったことが分からなかったか?」

先生は、腕を組む。