神様のいたずら

「ねぇ、九条くん。」

「ん?」

「今は、この遊園地を楽しもうよ。」

「・・・。」

神乃は、少しぼおぜんとした顔でチョコを見つめる。

「九条くんが教えてくれたんだよ、今を楽しもうって。」

「・・・。」

神乃は、はっとなると口元をゆるめた。

「そうだな・・・ありがとう、チョコ・・・。」

「うん。」

「ほら、見てみろよ。チョコ。眺めがすげくいいよ。」

「ほんとだ・・・いい眺めだね。」

いつか九条くんの本当の気持ちを知れたらいいな・・・。