神様のいたずら

チョコは、美久の隣でうなづく。

「そうか・・・?そんなことないと思うけど・・・。」

「そんなことあるよ。なんか、ドッと疲れがきた感じに見えるけど・・・もしかして、きょうくんがなんか変なこと言った・・・?」

「・・・。」

神乃は、目を見開くと立ち上がる。

「神乃くん?」

美久は、神乃を見て首を傾げる。

「・・・ごめん・・・今は、あいつの話をしないでくれ・・・。」

そう言って、神乃はうつむいたままチョコの手を取って、歩き出す。

「えっ・・・?ちょっと、九条くん?」

チョコは、少し動揺する。

そして、美久から離れるように走り出す。

「神乃くん・・・。」

美久は、遠くを走る神乃を見つめる。



「・・・。」