神様のいたずら

チョコは、少し肩を縮こませてうつむく。

か、可愛いって・・・わたしは、そんなに可愛くないと思い・・・ますが・・・。

「えっと、今、チョコとデート中で・・・。」

九条くんは、頬をかきながらつぶやく。

「・・・っ。」

わたしは、はっとなって九条くんを見る。

だっ・・・だめだよっ・・・そんなこと言ったら美久さんを傷つけちゃう・・・!!

「・・・っ。」

九条くんは、わたしの心の声をさっちしたように口に手をあてる。

「へぇー・・・デートか・・・。ねぇ、神乃くんとのデートどうだった?楽しかった?」

「えっ・・・。」

わたしは、肩をビクッと動かして美久さんを見る。

美久は、チョコに笑顔を向けている。

「あ、あのっ・・・そのっ・・・。」

わたしは、少し怖くなってぎゅっと目を閉じる。