神様のいたずら

あ~・・・そう考えると世界って広いけど狭いのかもしれないっ・・・!!

素敵だな~・・・。

わたしは、目を輝かせてほおづえをついて空を見上げる。



「・・・。」

神乃は、そんな千代子を見つめる。

千代子の考えてること全部丸聞こえだけど、まあ・・・チョコがなんか夢みたいなことを思ってるならいいか・・・。



いつか、会えるのかな・・・。

「・・・。」

わたしは、目が固まる。

少し遠くから、風船の束を持ったうさぎの着ぐるみがわたしの元へ歩いてくるのが見えた。

あれ・・・あれ・・・?もしかして、こっちに来てる・・・?

うさぎは、わたしの前で立ち止まるとじっとわたしを見る。

「えっ・・・。」

わたしは、戸惑って不意に九条くんの腕をつかむ。

すると、うさぎは風船を一つとってわたしに差し出してきた。