神様のいたずら

「チョコ・・・?」

あれ・・・あれ・・・?

も、もしかして美久さんって、このゲーム機の中のソフトゲームとかに出てくる人物だったりして・・・。

わたしは、不意に顔を上げて口に手をあてながら九条くんを見つめる。

「ん?」

九条くんは、眉を寄せて首を傾げる。

「どうしたんだよ、チョコ。」

「えっと、その・・・その美久さんって、九条くんと似たように神様なのかなって、聞きたくて・・・そ、それとも今やってるゲームの中の人物・・・?」

「いいや、普通にチョコと同じ、人間だよ。」

「そ、そうなの?へ、へぇー・・・そうなんだ・・・。」

わたしは、胸に手をあててほっとする。

よかった・・・九条くんがあっちの世界の人かと思ったよ・・・。

「まあ、実際、あっちの世界の人だけどな・・・ある意味・・・。」

わたしは、不意に九条くんを見る。

「ご、ごめん・・・聞こえちゃった・・・?」