「え？あ、うん・・・。なんかあった？」

「ほら、わたし・・・今、散歩してたから一旦うちに帰っていろいろ準備したいなって思って・・・。」

「・・・。」

九条くんは、目を上に向ける。

「女の子は、いろいろ大変なんだね・・・。」

「・・・。」

わたしは、うつむいて黙りこむ。

「うん、いいよ。じゃあ、僕も家まで行く？それとも、どこかで待ち合わせとかする？」

「えっと、じゃあ・・・うちに来て待っててもらおっかなっ・・・。」

「分かった。じゃあ、チョコの家に行こうか。」

「うん・・・。」

わたしと、九条くんは歩きだす。

「・・・。」

いきなりの展開でびっくりだけどこれから、九条くんと遊園地デートです。

少し緊張もしますがその分、楽しみな気持ちもあったりします。