それでも空を見上げる


「遅いな~」

いつもは翔が教室に迎に来てくれるはず

なのに今日はなかなか来ない。

「よし。
翔の教室行こ。」

翔の教室は二階。

体力のない私にとっては階段を登るだけでもきつい。

「やっとついた。
あ、翔の教室だけ電気ついてる。
寝てんのかな?」

そう思った。
けど、翔の教室から聞こえるのは
複数の男の声だった。