「おう…じ…?」 城清の王子… そういえばクラスの女子が話していたような。 「そう!俺も見たことはないんだけどさー、3年にいるらしいぜ。」 なにがそんなに嬉しいのか分からないが、高尾は興奮気味に話をする。 「先輩に聞いたんだけど、この時期は王子見たさに廊下に1年の列が出来てるんだって!」 「へぇ。」 なんだそれ。 そんなにすげーやつなのか。 てか、なんで王子? そんなことをぼんやりと考えていると、高尾に肩をゆすぶられた。 「はやと、俺らも見に行かね?」