『じゃ。』 弁当を渡し終えた俺は颯爽と外へ出る。 涼介先輩と目が合ったんだ。 なんだか分からないけどすごく恐怖を感じた。 「ねえ、直樹くん?だよね」 俺の後に続いて体育館から出てきた誰かに、後ろから声をかけられた。 振り返ると……… 『えっ!りょ、涼介先輩』 「あ、俺の事知ってくれてるんだ」 『まあ。…で、なんすか?』 俺が本題を聞こうと話戻すと、先輩目つきが変わった。 「あのさ、奈実乃ちゃんの事なんだけど。」 今から先輩が言う言葉に、俺はどれだけ驚いただろうか。