隣の一番星

誰もいない真っ暗な廊下、階段。




全然怖くないわけなんて無く、でもここで誰かと遭遇したらその人の方がビビりそうだな。



ゾンビの格好だし。





教室に入り、お花を取る。
ふと、窓の外を見ると綺麗な星が一面に広がっていた。






『うお、ラッキー。写メっとこ』





パシャっと、2度シャッターを切って外に出る。





お花、どうしようか。
空に渡したら結ばれるんだろ?
空と恋人同士としてずっと一緒にいるって事だよな。





廊下を歩いていると他の教室から物音が聞こえた。





『誰かいんの?』





覗いてみると、窓の外を眺める女の子が一人こっちに振り返った。





「え?」





目が合ったのは奈実乃だった。